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サポート

ラインデータ

CAMPS では、ラインデータを編集したり、演奏情報として使用します。ラインデータは、次にあげる 2 つのデータに分類されます。

Control データは、さらに次にあげる 5 つのデータに分類されます。

TIPSControl データは、MIDI 音源の設定値をかえるものです。演奏時に、該当するデータが MIDI 音源に伝わるまでは、MIDI 音源に設定されている値が保たれます。

TIPS各データは、MIDI 規格で規定されている MIDI イベントと同等です。


Note ( ノート ) データ

音データそのものを示します。
Note データには、データ開始位置や、データ終了位置、ピッチ、オン時 ( 発音時 ) のベロシティ、オフ時 ( 消音時 ) のベロシティの各値が格納されています。

ベロシティとは、音の強さを示すものです。ベロシティの値が大きくなるほど、音が大きくなります。
ピッチ、オン時のベロシティ、オフ時のベロシティの各値は、いずれも 0 〜 127 の範囲で設定します。

TIPSピッチの値は、中央の C ( ド ) の音を 60 ( C4 ) とします。
TIPSMIDI 規格においては、Note イベントはオン時の Note On イベント ( ノートオン ) とオフ時の Note Off イベント ( ノートオフ ) の 2 つの MIDI イベントとして区別しています。


Polyphonic After Touch ( ポリーアフタータッチ ) データ

演奏時に、該当するトラックが指定している外部出力の MIDI チャンネルの対象となるキーの音の、音の強さ ( 鍵盤を押さえつける強さ ) の変化を伝えるデータです。

Polyphonic After Touch データには、データの位置や、対象となるキー、音の強さの変化の各値が格納されています。 対象となるキーや、音の強さの各値は、いずれも 0 〜 127 の範囲で使用します。

注意Polyphonic After Touch データを設定した場合、使用されているMIDI 音源によって異なる演奏結果になる場合があります。

TIPS対象となるキーは、中央の C ( ド ) の音を 60 ( C4 ) とします。


Control Change ( コントロールチェンジ ) データ

演奏時に、ボリューム情報やパン情報などのコントロール情報を、該当するトラックが指定している外部出力の MIDI チャンネルへ伝えるためのデータです。

Control Change データには、データの位置や、コントローラー番号、コントロール値の各値が格納されています。
コントローラー番号の値は 0 〜 127 の範囲で使用します。 コントロール値は、コントローラー番号によって規定されている値の範囲で使用します 。

注意コントローラー番号については、使用されている MIDI 音源により異なりますので、使用されている MIDI 音源の取り扱い説明書を参照して下さい 。

代表的なコントローラー番号の例を以下に示します。

Bank Select ( バンクセレクト )
MIDI 音源の音色のセットを切り換えるために使われます。( コントローラー番号 0,32 )

Modulation wheel ( モジュレーションホイール )

Channel Volume ( チャンネルボリューム )
音量を変化させます。( コントローラー番号 7,39 )

Pan ( パン )
ステレオ再生時に左右のバランスを変化させます。( コントローラー番号 10,42 )

Expression Controller ( エクスプレッションコントローラー )
音量を変化させます。( コントローラー番号 11,43 )

注意コントローラー番号は、CAMPS では MIDI 規格に準拠して表示されますが、使用されている MIDI 音源によって、表示とは異なる場合があります。


Channel After Touch ( チャンネルアフタータッチ ) データ

演奏時に、該当するトラックが指定している外部出力の MIDI チャンネルの各音の、音の強さ ( 鍵盤を押さえつける強さ ) の変化を伝えます。

Channel After Touch データには、データの位置や、音の強さの変化の各値が格納されています。 音の強さの値は 0 〜 127 の範囲で使用します。

注意Channel After Touch データを設定した場合、使用されている MIDI 音源によって異なる演奏結果になる場合があります。


Pitch Wheel ( ピッチホイール ) データ

演奏時に、該当するトラックが指定している外部出力の MIDI チャンネルの発音中の音の高さを断続的に変えるためのデータです。

Pitch Wheel データには、データの位置や、音の高さの変化値の各値が格納されています。
音の高さの変化値は、-8192 〜 8191の範囲で使用します。音の高さに変化をつけない場合は 0 を指定します。

注意Pitch Wheel データを設定した場合、使用されている MIDI 音源によって異なる演奏結果になる場合があります。


Program Change ( プログラムチェンジ ) データ

演奏時に、該当するトラックが指定している外部出力の MIDI チャンネルの音色 ( 楽器 ) を切り換えるために使うデータです。

Program Change データには、データの位置や、プログラム番号の各値が格納されています。
プログラム番号の値は、0 〜 127 の範囲で使用します。プログラム番号は、使用されている MIDI音源によって異なりますので、音源の取り扱い説明書を参照して下さい。

TIPSCAMPS では、原則として 1 つのトラックは 1 つの楽器として考えますので、この Program Change データを使用することをお勧めしません。

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