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音楽用語

Scale Notes ( スケール音 )

コードには、その Root ( 根音 ) から引き出される倍音を主な構成員とする Scale ( スケール ) が1つ以上存在します。スケールの構成員を Scale Note ( スケール音 ) と呼び、1オクターブ内にまとめたものを Scale と呼びます。スケール音には、1つ1つに 9th、b7th などの名前が付けられています。これらを Scale Spelling ( スケールスペリング ) と呼びます。

メロディーの作曲は、主にスケール音を使って行なわれます。この意味で、各コードのスケール音を理解していることは重要です。

スケールに関係する特別な音名の定義

スケール音は、通常7音で構成されます。1オクターブは12音ですから、スケール音に含まれないこれら残りの5音を Chromatic Notes ( クロマティック音 ) と呼び、スケール音と区別しています。クロマティック音は、 コードと同時に演奏した場合不協な響きを作り出しますので、瞬間的な経過音として使用するのが一般的です。 一方スケール音の中にも、コードと同時に演奏した場合不協な響きを作り出す音が1つまたは2つ存在し、これらを Avoid Notes ( アボイドノート ) と呼びます。

スケールを構成する7音は、下から順に Root9th3rd11th5th13th7th と名前が付けられています。Ionian ( 長音階 ) 音列内の相当する順番の音と比較して、半音高い場合は #11th とか、半音低い場合は b3rd などと名前が変更されます。スケール音のうち、9th、11th、13th を特に Tension ( テンション音 ) と呼びます。

sus4 コードの場合、9th、3rd、13th を Tension ( テンション音 ) と呼びます。

コード名の定義

コード名は、構成されるスケール音によって以下のように定義されます。

sus4 コードの場合、4th、7th ( または 13th ) の2音で構成されるコードを Guide Tone、Root、4th、5th の3音で構成されるコードを Triad、 Root、4th、5th、7th ( または 13th ) の4音で構成されるコードを 7th Chord と呼びます

特別なスケールの定義

構成音の組み合わせによって、スケールは以下のように分類されます。

特別なベース音の定義

スケール音の Root はコードの基礎となる音程ですので、ベース音として使われます。CAMPS では、これを Bass Root ( ベースルート ) と呼んでいます。このほかの特別なベース音としては、コードの変化には依存せず常に調性の5番目の音程を使う、Pedal ( ペダル ) があります。

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