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CAMPS を起動しようとするとダイアログボックスが現れ、プログラムが使えないのですが ? |
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出荷時、CAMPS の使用期間は30日に設定されています。継続使用するには、プログラムをオーソライズ (ライセンス登録) する必要があります。プログラムを同じコンピュータに繰り返しインストールしたり、単純なコピーペーストなどで複製して使用した場合も、継続使用できなくなります。ライセンス登録やプログラムの修理は、インターネット上にある弊社のライセンス登録サーバー (24時間受付) で行えます。 |
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CAMPS がインストールされているハードディスクを、スピードディスクなどを使ってデフラグメンテーションしても、問題はありませんか ? |
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問題ありません。 |
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オブジェクト (ラインブロック、コードブロック、コード、音符など) の長さが、思う通りに設定できない。 |
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編集をしようとしているエリアに対して グリッドに沿う が設定されていると、このエリア内のデータの大きさを変更した際、値は最寄りのグリッド値に自動的に設定されます。 |
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希望の長さを設定するには、
このエリアに対する グリッドに沿う 設定を無効にするか、適切なグリッド幅を再度設定するかします。 |
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グリッドに沿う および グリッド設定 は、表示/グリッド表示 メニューにあります。 |
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同時にいくつかのコードを、選択できますか? |
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できます。1つのコードブロック内から希望の数のコード (コードコンテナ) を選択するには、選択時に Ctl キーを押し続けます。選択に続いて、通常以下の処理を開始します。
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ドキュメント内に、一定のコードパターンを配置設定するには、どうすればよいか? |
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まず希望のコードパターンだけを含むコードブロックを作り、以降、このコードブロックを必要な分、複製します。 |
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コード進行を自動生成するアルゴリズムについてですが、ルート音の動きとかテンション/リリースなどの、なにか一定の規則に従っているのですか? |
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CAMPS はコード生成をする際、隣接するコードとの間に、II-V、Dominant resolutions、Deceptive Cadence などの、出来る限り心地よい関係を維持するコードを探します。このため、スムーズな流れのコード進行だけが、生成されます。生成されるコードについて、どれ位シンプルな種類にするかを限定する機能が、あります。 |
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生成されるコード進行について、ジャズ風とかカントリー風といった要領で、ユーザー独自のプリセットを定義できますか |
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生成されるコード進行について、ジャズ風とかカントリー風といったプリセットは、ありません。最近の音楽には様々なスタイルがあり、一定の形式を定義できないためです。同種の機能として、生成されるコードについて、どれ位シンプルな種類にするかを限定する機能が、あります。 |
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ユーザーのメロディーを自動ハーモナイズする際、使用されるコードの種類について、なにか限定できますか? 例えばポップな曲を作りたいので、トライアッドコードだけを使ってダイアトニックなルート音の動きだけで、自動ハーモナイズしたい場合は、どうしますか? |
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できます。ハーモナイズダイアログボックス内にある、使用するコードファンクションで、設定します。 |
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例題の「ダイアトニックなルート音の動きだけで」を実現するには、使用するコードファンクションの内、ダイアトニックチェックボックスにだけ、チェックマークを入れておきます。 |
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CAMPS はデフォルトとして、7th コード名を使って、結果を表示します。これをトライアッドコード、インバージョンコード、テンション付きコードなどに変更するには、まず変更したいコード (群) を選択し、次に右ボタンをクリックして開くドロップダウンメニューから、該当するアイテムを選択します。 |
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シンプルなトライアッドコードを設定する方法は ? |
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CAMPS はデフォルトとして、7th コード名を使って、結果を表示します。これをトライアッドコードに変更するには、まず変更したいコード(群) を選択し、次に右ボタンをクリックして開くドロップダウンメニューからテンションを選択します。 |
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コードエリア下端をマウスでドラッグして下に拡げると現れるコードファンクションアリアですが、ここに表示される用語の意味は ? |
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コードファンクションアリアに表示される用語 (Diatonic、Sub V7 など) は、これらを含むそれぞれのコードグループを、意味します。例えば Diatonic を選んだ場合、純正なダイアトニックコード以外に、これらと近い関係にあるサブドミナントマイナー (Sub Dominant Minor) コードも、含まれます。同様に Sec.Dominant を選んだ場合、純正なセコンダリードミナントコード以外に、これらと近い関係にある II-7 コードやエクステンディッドドミナント (Extended Dominant) コードも、含まれます。 |
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各コードのグレーの背景色は、何ですか ? |
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CAMPS 内のコードは、どのコードファンクションに属するかによって、コードの背景色のグレーの度合いが変化します。基本的なコードほど薄いグレーで、高度または調性を外れたコードほど濃いグレーで、表示されます。グレーの度合いを見るだけで、コード進行のテンション/リリース関係が、確認できます。 |
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ハーモナイズダイアログボックスで、何回試してもハーモナイズできないコードコンテナがあるのですが、どうしてですか ? またハーモナイズの結果に満足できないコードコンテナがあるのですが、どうしてですか ? |
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この場合、メロディー対コード関係の点で、論理的な理由がいくつか考えられます :
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あなたのラインデータに対して、適切なハーモニックリズムを設定していますか? 例えば、ラインデータの内容が大きく変化しているのに、1つのコードコンテナしか割り当てていない場合、コードが見つからない事があります。
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あなたのラインデータに対して、適切な "コードブロック" リズムを設定していますか? 例えばリフレインやブリッジなどラインデータの本来の構成と見合わない位置に、コードブロックが割り当てられた場合、コードが見つからない事があります。 |
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あなたのラインデータのなかで、自動ハーモナイズ用に参照して欲しいトラックを、適切に選択していますか? 参照するトラックが多くなると、コードが見つからない事があります。ベーストラックだけを参照させると、多くの場合コードが検出されます。
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あなたのラインデータの各トラックに対して、適切なカテゴリーを設定していますか? 例えばドラムデータのトラックにベースカテゴリーが割り当てられた場合、期待通りのコードがみつからない事があります。 |
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自動ハーモナイズ時に使用して欲しいコードファンクションを、適切に選択していますか? ラインデータと全く見合わないコードファンクションが選択された場合、コードが見つからない事があります。 |
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全体を自動ハーモナイズで、何回試してもハーモナイズできないコードコンテナがあるのですが、どうしてですか ? またハーモナイズの結果に満足できないコードコンテナがあるのですが、どうしてですか ? |
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この場合、メロディー対コード関係の点で、論理的な理由がいくつか考えられます :
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あなたのラインデータに対して、適切なハーモニックリズムを設定していますか? 全自動機能の性格上、デフォルトで1小節1〜2コードに、設定されています。これがあなたのラインデータの内容と見合わない場合、コードが見つからない事があります。
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あなたのラインデータに、不規則にシンコペーションが含まれていませんか? デフォルトで小節頭または中央にコード開始点が来るように、設定されています。あなたのラインデータにシンコペーションが含まれている場合、コードの開始位置をこれに合わせてから、自動ハーモナイズして下さい。
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あなたのラインデータの各トラックに対して、適切なカテゴリーを設定していますか? 例えばドラムデータのトラックにベースカテゴリーが割り当てられた場合、期待通りのコードがみつからない事があります。 |
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ハーモナイズダイアログボックスで、不要なコードをフィルタリングして検出させる方法は、ありますか ? |
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はい、あります。コードファンクション設定、参照トラックの設定、キーとモードの設定の、3つの方法があります。例えば G- F Eb D7 といった、典型的な G マイナーのラテン曲の場合、コードファンクションは Diatonic のみ、参照トラックはベーストラックのみ、キーとモードは G minor を、そえぞれ選択すると、よいでしょう。 |
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コード進行生成やハーモナイズで、例えば最初のコードは Bbmaj7 に決定で、これ以外のコードについてだけ検出して欲しいなど、一部のコードを限定したコード進行の検出は、できますか ? |
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はい。この例の場合、第1コードは Bbmaj7 にすることが決まったので、このコードを除外した残りのコード群を再度選択し直してから、コード進行生成やハーモナイズ処理をします。検出されるコード進行数は減少します。CAMPS はこの場合でも、除外された Bbmaj7 を視野に入れて検出処理をしますので、隣接コードとの連続性が考慮された結果だけを、提示します。 |
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CAMPS では、離れた場所のコードも同時に選択できるので、既に気に入ったコード以外のコード群を再度選択し直してから各処理に入ることで、まとを絞った作業を進める事ができます。 |
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一般的に、含まれるコード数の少ないコード進行の場合ほど、提示される結果の数も少なくなります。 |
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ダイアログボックス内で一時的に選択されたコード (進行) を、前後のコードと続けて試聴することができます。これには、ダイアログボックスを開いた状態で、ドキュメントウインドウなどの小節エリア内で、試聴したい領域 (ループ範囲) を設定して試聴します。 |
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トラックエリアの MIDI コントロールの設定などを使って、あるトラックに希望の音色を設定しているのですが、他のトラックと共に再生した場合、このトラックの音色が自動的に変更されてしまう事があるのですが、どうしてですか ? |
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この様な症状の原因は、多くの場合、扱っている MIDI データにあります。トラックエリアの設定は、再生時には MIDI データに先行して MIDI 音源などに送信されます。このため、MIDI データ冒頭部などに音源を初期化するシステムエクスクルーシブイベント情報などが含まれている場合、当然ながら、音源はこれに従います。必要な場合は、これらのシステムエクスクルーシブイベントなどを削除してから、再生します。 |
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